ACP管轄のBRMの中でPBPに次ぐ長さの1000kmのコースにも、ということで初挑戦。
これまで1000km以上のLRMはGWの九州•飛梅1200と前年夏に北の大地でオホーツク1300の2つは走ったことがあったのですが、ペース配分が異なるようです。
600kmまでは他のBRM同様グロス15km(40時間)、それ以降は要求グロスが11.4km(400kmを35時間)と大きく下がります。
それに対してLRMは出発した時から一律の要求速度(1200kmの場合 90時間 13.3km/h)です。
果たして600kmの関門を40時間想定以内に通過できるペースで走れるのか、そしてその後さらに400kmと ある意味走力が試されるBRMと思われました。
今回のコースは札幌郊外を出発し、旭川から東へ向かい網走へ。網走から川湯温泉・摩周湖を抜けて湿地帯から釧路、そして海岸沿いに帯広へ。
帯広からは狩勝峠を抜け富良野、そして美瑛から札幌に戻る風光明媚な観光風景が期待できるルートです。
- 事前準備・気候への慣れのために飛行機で余裕を持って移動。到着後はたまらず薄野のみよしのでカレーと餃子とかをいただき翌日は近場で時間調整を。これから同時期にオホーツク1300を走られる飛梅ご一緒した方・台湾からの方お二人と狸小路で味噌ラーメンをご一緒したり、フレッシュご一緒した琵琶湖の方と北大近くの海鮮居酒屋で前夜祭したり。北の食を大いに楽しめました。
- 出発当日は出走初日の5時に出発地点の札幌郊外のローソンに向かいました。するとお見送りの方々が数人。スタッフの方かと思いきや、地元のランドヌールの方や出走されてる方のご家族の方のよう。少しお話ししたりして、これからの長旅を賑やかにスタートできました。N2開催とはいえ、大変嬉しかったです。
- 初日は朝は霧の中スタートも、徐々に晴れて来て、旭川では30℃越えの暑さ。やや体力奪われ熱中症気味になって食欲が出ず飲んでばかりの状態になるも無理せずゆっくり、景色を楽しみながら行くことに。途中 セコマのPCや関西人が喜びそうな「すべる」看板前でのフォトチェックなど、前年のオホーツクとはまた異なるルートで新鮮でした!某近畿の皆さんが滑った写真を撮られていたのかはわかりません・・笑
- 上川町のPCではセコマPC1でお話しした地元の方と再会。食欲無く体調悪いので離脱されるとの由。ここから進むと鉄道事情から離脱が困難になるのでご判断された、とのこと。
- 長い北見峠の登りをのぼってると1時間後出走のむらちーさんにあっさりとパスされる。旭川で既にニアミスだったようで平均速度の差を実感しつつお見送り。その後もマイペースを守ってゆるゆると。途中地元の方とお話ししながら登る。今年はBRM中に熊の目撃があり、用心しないと、等々楽しく話してると気がついたら峠のてっぺんに。なおクマはまだ見たことないですがシカさんは朝夜問わず結構頻繁に出てきてくれました。走り始めて最初のPCまでの間にも目の前に出てきたり。(最初の画像です)
- 北見峠からは豪快なダウンヒルがずっと続き、快走。ちょうど良いところにある丸瀬布のセコマでノズトフさんお勧めのいくらとチーズおかかのおにぎりで補給。
- 夕暮れから暗くなりのんびりと走ってると、地元の910さんからお声がけいただきナイトライドご一緒させてもらう。知らない土地の暗い道は心強い。稚内手前で帝国ホテル探されるまで同行。自分は予約していたホテルに夜遅くになって、雨も降り出す中到着、翌早朝出発に向け少し休みます。(続く)
新千歳到着
早速みよしのでカレーを
次の日にはこちらで台湾のランドヌールのジェイソン、アヒルの人と昼ラーメン
晩は北海道大学近くの居酒屋で琵琶湖の方と
出発の朝 自走で
このローソンから5:00出発
すべる標識
峠の上 この後長ーい下りが続き快適に
セコマで休憩 ノザトフさんオススメのおにぎりを
夕暮れ
ナイトライドになり910さんと共に夜の峠を