4日目の朝です。今日は休んだオルチャ渓谷からさらに南に向かい、首都ローマと同じ州のラツィオ州に入りボルセナ湖畔の街ボルセーナへ。
折り返して北上し豊かなウンブリア州の丘を越えオリビエートからトレジメノ湖へと向かいました。そして再びトスカーナに戻り泊まるはずだったアレッツォの街中を通り、今回経路では最後となる(かつ一番険しく高い)山岳地帯を抜けて行き、夜は平坦な道をひた走りました。疲れが溜まる中、この辺りが参加者が一番試されたパートだったのかもしれません。このパートはまる2日の行程です
左下の緑色が出発のサンクイリコドルチャ
続いて山越の後平坦ステージに
◾️8/19 PC7 S.Quirico d'Orcia 673km近くの宿を出て、朝のトスカーナを気持ちよく。ボルセナ湖までゆるーく山を超えていきます
看板の行き先も種々。ワインの名産地で知られるモンタルチーノや首都ローマも出て来ています
上りが続きます 激坂ではないです
動画はこちら
牛ではなく馬も
ピークの街の看板 標高814mと結構登って来ました
時間的に余裕があれば街に行くんですが...今回はパスでした
下りも気持ち良い景色が
降りたところでランドヌールホイホイ化したガソリンスタンド併設のカフェを見つけて寄ることに
アメリカーノとスイーツ補給
飲食コーナーはこの様子 (pcより居心地良いかも)
トイレも綺麗(ただし便座は無く...)
通過チェック2 732km MONTORIOのRistorante La Botteに。クローズ10:00に対し10時過ぎの到着 こちらでは九州よりランドナーで参加の方とお会いしました。
渓谷沿いの道、時折山の上の街に。
ソラーノの街 山の上で景色が素晴らしい
PCでもらったこの飲料用錠剤お気に入りでした。オレンジ炭酸味です
ピティリアーノでも補給方々。観光客に人気の街のようです。しばらくすると一時大雨に!
せっかくなのでカフェで一服
青空のもと、湖を目指します
PC8 780km Bolsena 14:00クローズに数分間に合わず。配給も終わっていました。が、出してもらいました(後続の方にはスーパー行けとの案内が...
コース案内のアイコンのビール&BBQマークはこちらだったようです)
このPCでは九州からのランドナーの方と再び。リタイアするか少し休んで考えますとのことでした。LELも走られた百戦錬磨の方のようでしたが、やはり今回のコースはかなり厳しいのか、とも思いつつ先に進みました。
すると今回2回目のパンクに。スネークバイトの自覚もないことからタイヤチューブ一式を全交換(なおその後タイヤ周りのトラブルは全くありませんでした。最終pcでフロアポンプ加圧まではほぼ5気圧の電動ポンプのみの空気圧運用でした。
また換装したタイヤチューブは次のドロップバッグで入れ替えタイヤx1チューブx2持参体制に戻ってました。)
そしてゆるーく登って行き
オルビエート近く西神t
丘上都市オルビエートの先ではまたしても豪雨に。イタリアの夏の雨は冷気が流れ込み一気に変わる印象です。気温も16℃へと下がり、雨具は欠かせません。
ちょうど道沿いのスーパーで雨宿り方々当地の牛乳を飲んでみました
雨模様ですが登って行き
317号沿い、ほぼピークの電波塔。良い見晴らしです。登り含めての動画での様子もどうぞ!
道は結構荒れてました
下り基調になって、途中群馬からの日本の方をパス。ややお疲れの様子だったのですが、補給ポイント少ないですねー等々お話しして(その後バーが開いてて良かったですが、寄られたのだろうか、と...)
トラジメーノ湖にようやく。
通過チェック3 888km Passignano Sul Trasimenoのlungo Lago(カフェ?)に。クローズ23:00に対し21:24着
湖畔を月明かりの中進みます
トスカーナに再度入り
道沿いには日本食レストランやカフェなど
PC9 992km Tavarnelle Sant' Eusebio クローズ0:30に対し23:00過ぎに。
地元の方が家族で。オーバナイトコントロール、大変ご苦労様です。皆さん笑顔が👍!
深夜にも関わらず食事準備してくれたお兄ちゃん二人にピンズを。喜んでもらえて嬉しく
皆さんお疲れで
アレッツォの宿を目指します
ゆるく登りが続きます
山の際の街を抜けて 若者で賑わって
アレッツォへ深夜の山越え
◾️8/20 早朝2時過ぎに歴史を感じるアレッツォの街に。予約していた城壁前の宿に事前に連絡して「遅くても待っとくよ」ということでしたが、着くと音信不通になってたので諦めて前に行きます。(翌日 「寝てた、ごめんね」と連絡が!)
月明かりの中、次のPCを目指しました
コインランドリーも夜はしまってます
道中別のホテル見つけるも見送り...
公園のベンチで(虫除け塗布して)休みつつ
地理感としてはこのような位置でした。目指すPCのマタッシーノはFigline Valdarnoの少し上あたり。
ゆるーく走っていると日本から参加のT松さんにパスされ、以降PCまで時折話しながらご一緒させていただきました。クローズ時間が7:30でドロップバッグもあるため間に合うように行きたいですね、から始まりこの後どんなBRMの予定?等々。
基本遅いので前を引いていただき、ついて行くんですが美しいフォームに見惚れるばかりでした。一方、自分も(必要な時は)頑張ってしっかり回さないと、と大変良いイメージトレーニングの機会となりました。ありがとうございました。
PC10 992km Matassino 7時ごろに到着 ドロップバッグ、補給を。シャワーや仮眠も期待したのですが、時間的にシャワーやカフェはもう営業を終わっててダラダラ過ごしました。途中アレッツォで休んでたら時間内につけなかった可能性がある一方、この後の1日がかなり長く、少しでも寝ておけばよかったと反省することになります。
クローズ時間の7:30後しばらくするとドロップバッグ締め切りでした。
もうすっかり慣れてしまったペンネ。こちらでは生郎さんがクローズ少し前に入って来て、すぐ出発されて行きました。さすが寝てると元気で👍
リスタート後すぐにバーを見つけたので氷&カフェイン補給
遠くに聳えていた山を登って行きます
PC11 1046km Dicomano クローズ時間の13:00ごろ到着。最後は途中想定外のアップダウンに頑張って回しました。着いて聞くとクローズは13:30までに延長されてるとのこと
リスタート。街のバーではOTL集団が休憩してて後続を勧誘しています「PC行っても無駄だからここで休もう!」と。このペースに巻き込まれるのも良いかもですがあくまでマイペースで。そして最後のきつい登りへ。寝不足で疲れ切った中では無理なく上るのが精一杯でした(というかかなり無理でした)
バス停で小休止。帝国ホテルほどでは無いも雨は凌げて横になれるのを発見
この水は眺めるだけにしました。被る目的なら冷たく気持ちよかったですが飲料用の可能性考えて
登るにつれ絶景が!
途中天気急変も
17:45 Passo del Sambuca 1080m ようやく最後のピークに!
PC12 Pallazuolo Senioは16:30クローズに対し18:15。既にしまっており、PCの自転車店の前で通過証明写真も撮りました。カフェで休憩してるとOTL隊が続々と。自分だけではなかったのね、と安堵のような気持ちに
夕暮れを次のPC目指して
途中の街
PC13 1150km Lugo 20:59 クローズは21:00なのでなんとか時間内に戻せて(ただしPCクローズなので自分のスタート時間からすると本来はさらに2:20早くないと)
ルーゴの街中を抜けて
途中お店でトイレ借りました。広くて綺麗
その後単調な平坦な道をひたすら漕いで。登りは無いも疲れてる身には単調で変化がないと永遠に続くかのような錯覚に陥りがちで。今回自分にはこの90kmが一番きついところでした。
PC14 1244km Massa Finalese クローズ5:00に対して4:15着
通過者のサイン
補給もしっかり
PCの後少し道に迷うもシアトルトレインにまたしても助けられ、少し走って予約していた経路から少し離れた宿に朝7:35に到着。
エアコン完備の部屋でシャワー&ベッドで休みます!天国です!👍
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